2006年04月15日

『ドイツエロー、もしくはある広場の記憶』

ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶
大崎 善生著
新潮社 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。


4編からなる恋愛小説集。
「キャトルセプタンブル」
フランスで育った理沙は、フランス人の父と日本人の母の離婚により、日本で生活することになった。日本の高校での生活は孤独なものだったが、ある日屋上で同じように1人でギターを弾いている智也と出会い、つきあい始める。2人は、お互いにのめり込み2年間以上付き合ったが、智也のほうから別れを切り出される。好きです。この本。4編、どれも素敵でした。
久しぶりに一気読みしてしまいました。

前半2編は、両親が離婚していて、母娘、父娘の関係もさわやかに描かれ、主人公たちが、立ち直るきっかけにもなっています。
失恋の痛手を乗り越えて、前向きに進んでいく主人公たちはさわやかで、大崎さんの文章が、読みながらとても心地よい気分にさせてくれました。

印象に残った1文です。

 男と女が別れていく理由は、この世には掃いて捨てるほどあるのだ。それこそ、際限なく、星の数ほど。
 つながってゆく理由は、たったひとつしかないというのに・・・。(キャトルセプナタンブルより)
   
posted by ロニママ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 大崎 善生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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