2006年02月22日

『サウスバウンド』

サウスバウンド
奥田 英朗著
角川書店 (2005.6)
通常2-3日以内に発送します。


上原次郎は、小学6年生。父は元過激派。自称フリーライターで、いつも家でゴロゴロしている。そして、税金は払わない、年金も払わないと国は公務員を敵対視している。

二郎の通う小学校にも、修学旅行の費用が高すぎると、文句を言い、二郎の担任を困らせる。二郎にとっては、迷惑な父親でもある。型破りな父、一郎は。いなさそうで、いそうな男でもある。こんな親だと大変だろうなと、常識人(たぶん)である私は、そう思いながら読んでました。

ところが、だんだんこの一郎と家族にひきつけられていきました。

ラストで一郎は二郎に



「〜お父さんを見習うな。おとうさんは少し極端だからな。けれど、卑怯な大人にはなるな。立場で生きるような大人にはなるな。」
「これはちがうと思ったらとことん戦え。負けてもいいから戦え。人とちがってもいい。孤独を恐れるな。理解者は必ずいる。」



こう言います。二郎も、一郎に対して”正しいとも思わないが、間違ってもいないと思う”と言っています。お互いを1人の人間としてきちんと見ている親子。

この家族の物語、とてもさわやかでした。
posted by ロニママ at 22:29| Comment(2) | TrackBack(1) | 奥田英郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ロニママさん☆
こういう親子の会話っていいですねぇ!
堂々としたお父さんの存在こそが財産だなぁって思います。
Posted by Roko at 2006年04月24日 21:07
このお父さんが、正しいとも思えないけど、自分に自信を持って、堂々としているところは、見習いたいですよね。そういのって、子どもに伝わるんでしょうね。
Posted by ロニママ at 2006年04月26日 18:08
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サウス・バウンド
Excerpt: サウスバウンドposted with 簡単リンクくん at 2006. 4.1
Weblog: ついてる日記??
Tracked: 2006-04-24 21:05
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